鼻からスイカではなかった(前編)

出産の痛みは「鼻からスイカが出るくらい痛い」と言うけれど、そうだったかなあーと1年経った今でも思い続けているので書いてみる。

想像とだいぶ違ったもので。

予定日の1:00 破水

とくに陣痛の兆候がなく、予定日より遅れるエピソードを多数聞いていたので「予定日」って目安だよなあと考えながら
いつも通りに就寝したら、お腹の奥で水風船が割れるような”パッチン”と小さな破裂音がして、思いっきりバシャー!って破水。
病棟直通電話に電話すると、「入院準備持って来てください」
家から病院までの最短ルートは「徒歩」
普通に歩ける状態ではないので予定外に陣痛タクシーにTEL→15分でサッと来てくれた。
予約しといてよかった。
(運転手さんが、何階ですか?階段ですか?下まで降りられそうですか?と細かく心配してくれ、希望すれば玄関前まで迎えに来てくれそうだった。)
運転手さんは「もっと痛がってる苦しそうな妊婦さんを運ぶ事もあるので慣れてますよ〜」と話してくれて、そういえばまだ痛くないなーと思う。破水してバスタオル敷いてる以外はこの時まだ余裕。

1:40 病院着・入院

診察の結果「破水してますねー」
あれだけバシャバシャでてたので、「そうですよねー」と思った。

・すぐ生まれる気配はない
・破水すると24時間以内に陣痛が来る可能性が高い
・感染症予防のため20:00から抗生剤の点滴を打つ
・24時間待って陣痛が来なかったら、場合によっては促進剤

という説明を受け通されたのが、入院の個室ではなくてLDRというお産する部屋。
何も事情を知らない夫は、ここが入院する個室だと思ったらしく、クローゼットのハンガーにカーディガンをかけたり荷解きを始めたが、めんどくさいので説明しなかった。
一応、ピンクのガウンとレッグウォーマーというお産用の服装に着替える。

することないね・・・。

まだ時間がかかりそうだし、家に帰って寝てきたら?と夫を家に戻した。
「朝食は玄米と白米どちらがいいですか?」と言われ、玄米をオーダーして就寝。
緊張してウトウトしかできなかったけど・・・。

8:15 朝食

玄米食が運ばれてきて、完食。おかずは出汁が効いてて美味しい。
テレビはどのチャンネルも台風19号のニュースばかりでテロップがベタ張りだ。
速報の音が流れるたびにソワソワ。あの音神経にくるよね。
歯磨きしたいし、トイレ行きたいけど、お腹にNSTのモニター(胎児の心電図)の管がついているのでベッドから移動できない。ナースコールするか迷っていたら助産師さんが来てくれたので、外してもらった。
「まだ痛くないですよね、11:00頃また付けましょう」だって。
一旦解放!

11:00 夫着

何もすることもないが、じゃあ1人でどっか行く気分かというと、待つ側もそういう気分でもないんでしょう。雑談。
歩いた方がいいかなーと病棟内を1周すると、破水してて歩くたびにジョワーっと出てくるので、おとなしくしていることにする。新生児室には生まれたての赤ちゃんがいっぱい。
出されたお昼ごはんを食べながら、助産師さんに
「今ってどんな状態なんですか?」と聞いたら、
「定期的に張りはあるけど、まだ痛くないんですよね?まだまだですね。」だって。
またお腹にNSTの管を付けられる。
昼食も玄米で、「白米に変えてくれ」と言わない限り玄米が出され続けるようだ。

14:00 ちょっと痛くなる

「おお、お腹が痛いぞ」

という感覚が定期的に来るようになる。間隔は15分〜30分置きで、我慢できるのでまだ余裕。助産師さんは2-3時間置きに様子を見に来て、NSTのグラフをチェック→ちょっと雑談の繰り返しだったが、たまーにバタバタ来て私の部屋から何かの機械をワゴンでガラガラ持っていったり、誰かと部屋を間違えられたりした。
まだ生まれないと言われたので、「17:00頃夫は一旦帰宅して仮眠。明日休みます連絡などをして0:00頃また来る」という作戦にした。解散。

18:00 夕食&痛い・・・

助産師さんが来るタイミングも分かったので、次のタイミングでトイレ行きたいと言ってみよう、を念頭にスマホいじり。
ティッシュと「さらさらパウダーシート」のごみがテーブルの上に溜まってきて、捨てたかったがゴミ箱が遠い・・・
痛みの間隔は10分くらいで、「あーイタタタた」が気持ち長くなってきた。
これを、「会社なら休むレベルの痛み」と表現しておく。
破水から始まったのでもう病院にチェックイン済だけど、家で陣痛待ちしていたらこのタイミングで病院に連絡したと思う。

19:00 痛い

助産師さんがベタ張りで、腰をさすってくれるようになる。
更にベテランぽい助産師さんが頻繁に来て顔を出すようになる。
予告通り、感染症予防のため20:00から抗生剤の点滴をしますとのこと。

20:30 点滴開始&着替え&シャワー

点滴開始し、更にベッドから動けなくなる。
今まで左横向き寝で寝ていたところ、「羊水減っていて赤ちゃんが苦しくなるかもしれないので、あぐらかいてもらえますか?」と言われ、ベッドのリクライニングを最大に立て、背にもたれる形であぐらをかく。陣痛がきたら突っ伏してやりすごす、の繰り返し。
「トイレ行きたい」と申し出たら、
「行けるなら今のうちに行っておいたほうがいいですよ。浴びられるようならシャワー浴びてもいいですよ!」とのことで、点滴の導入針の部分にビニールを巻いてもらった。レンタルですけどよかったら〜ということで、お産着の着替えも貸してくれた(退院のとき別途加算されていた!)痛みの合間にささっとお湯を浴びてリフレッシュ。
ドライヤーを持ってきてくれたけど、髪の毛を洗って乾かすまで成し遂げる勇気はなかったので手をつけず。
鮮血が出て(おしるしというやつか?)申告したら、「あとで先生に診察してもらいましょう」
ベッドにもどって引き続き助産師さんにさすってもらう。
そうこうしているうちに23:30になり、あー0:00頃夫が来るんだったーと思い出し、
「痛くなってきたので、助産師さんにマッサージのやり方教わって」とだけ連絡して、集中!

ここからが痛みのピークです。つづく。

戸田デザイン研究室 あいうえおつみき

子どものおもちゃを買いました。
戸田デザイン研究室 あいうえおつみき


3歳〜の玩具だそうですが、エリートなので0歳で与えます。まあ、自分がほしかっただけ。

・絵柄はゆるいがしっかりしている
・サイズがピシっと合って気持ち良い。丁寧なつくり
・カチっと合わせたときの音、良質な木の感触が伝わって良い

など、とっても気持ちの良いおもちゃです。狙ってやってるな。

戸田デザイン研究室 あいうえおつみき