天地明察


天地明察

先輩と一緒に外出した電車の中で、冲方丁の「光圀伝」の話で盛り上がりました。その流れで私が、「天地明察もすごく面白いですよ」っておすすめしたのでメモ。

渋川春海(安井算哲)が主人公の歴史小説です。
将軍家の碁打ちだった算哲が、数学・天文学の知識を買われて改暦の事業に全身全霊を尽くす生涯が現代人に親しみやすく描かれています。保科正之や酒井などの武断政治から文治政治に切り替えていったサイドストーリーも面白く、とくに親友の関孝和、水戸光圀、後妻の「えん」など、登場人物が全員良い人で清々しいのです。

時代背景は江戸の前〜中期の花のお江戸時代で特に事件も少ないところで、算哲がちょっとオタクっぽく描かれてて、ひたむきな情熱がたまらないです。